登録販売者試験対策ブログ

登録販売者試験対策ブログで、東大式-登録販売者試験対策を記事にしております。一発合格を目指して勉強されている方、独学で試験対策されている方も参考にしてください。

登録販売者試験対策ブログ 解熱鎮痛薬の有効成分 その1

こんにちは。登販(登録販売者試験) Master です。

 

登録販売者試験の試験対策ブログをスタート致しました。

 

登録販売者試験を目指される方に読んで頂きたく思います。

 

このブログは、薬剤師目線で、「どのように試験対策することで、登録販売者試験を一発合格出来るか」のヒントを記事にしていきます。

 

 【解熱鎮痛薬の成分について考えていきましょう】

登録販売者試験対策ブログ 風邪薬の成分

登録販売者試験対策ブログ 風邪薬の成分

写真のお薬は、有名な頭痛薬です。皆さんも一度は服用されて事があると思います。

 

登録販売者試験対策としては、解熱鎮痛薬についてもポイントを抑えておくべきですね!

 

 解熱鎮痛薬の抑えておくべきポイント!

  1. 痛みや発熱が起こる原因・メカニズムの理解
  2. 解熱鎮痛薬の作用のメカニズムと配合成分
  3. 解熱鎮痛薬の解熱・抗炎症作用以外の作用

 

 

特に3番目の、解熱鎮痛薬の解熱作用・抗炎症作用以外の作用を学んでいるかいないかで、2021年以降の登録販売者試験で高得点が取れるか分かれてきそうです。

 

 

登録販売者試験は、年々難しくなっていく傾向になります。それはなぜか??

 

合格者がたくさんいるから??

 

↑それも一つの理由です。

 

最もな理由は、

 

医学や医療の領域が日進月歩であり、どんどん 発展していくからです。

 

これから先ずっと過去問と同じような簡単な出題ばかりではございません!このようなことは、登録販売者試験に限ったことではなく、薬剤師国家試験や看護師国家試験や医師国家試験にも同様のことが言えます。

 

 医学系の試験だけではなく、ビジネスで言えばPMP※(Project Management Professional)試験でも同様に、だんだん難しくなり、そのうち出題ガイドラインが改訂されていきます。※PMP試験とは⇒PMP試験対策講座

 

さて、話を元に戻しますが、バファリンの解熱鎮痛薬の有効成分は、アセチルサリチル酸です。このアセチルサリチル酸には興味深い性質があり、アセチルサリチル酸の量でその効能が変わることは薬剤師や医師の間では周知の事実です。

 

中年の方が、脂質代謝異常症(中性脂肪が高い状態)の方に、フィブラート系やスタチン系の抗高脂血症治療薬が処方されますが、ほとんどと言っていいほど、一緒に少量のバファリン(一日1錠:150mg-300mg程度)が処方されます。

 

これは、少量のバファリンに、血栓防止効果があるから

なんです。

 

通常のバファリンは一回2錠(150mg×2錠)を一日3回ぐらいまで服用し解熱鎮痛作用を発揮します。

 

ところが、一日1錠(150mg-300mg程度)だと、血栓防止効果(血管がつまってしまうことを防ぐ効果)があるのです!

 

当たり前の解熱鎮痛薬の問題は、もうだんだん出題されなくなるかもしれません。

 

 

バファリンの抗血栓作用も、そのうち出題されそうですね。

 

もしかすると、2021年以降の登録販売者試験に出題されそうですね!!

 

登販Masterの登録販売者試験対策では、このように従来のお薬でも、臨床現場ではあたり前な別の使い方がされている点についても取り扱います。

 

登販Masterの登録販売者試験対策で登録販売者試験合格は当たり前の目標です!

さらに一歩するんで、過去の作成されている市販の参考書にはないお薬の使い方も理解して、現場で本当に実力のある登録販売者を目指しましょう!

 

今学んでいる物事の先のことを学ぶと、今学んでいることが簡単に感じるものなんです。ちょっとした負荷をかけてトレーニングすると、本番が楽なんです!

 

これが”東大式登録販売者試験対策”の一部となります!

 

アレロック錠は自律神経とは別のアプローチで作用するお薬なのですよね。

 前回の記事でアレロック錠の作用の周辺にふれています↓

tourokuhanbaimaster.hatenablog.com

 

交感神経と副交感神経ではない作用ももちろんありますので、そのあたりはまた今度の記事で触れていきたいと思います。

 

また、OTCの現場情報(実際の使用され方など、試験対策を含めて)も記事にしていきます(^^)/

 

前回の記事はこちら↓

tourokuhanbaimaster.hatenablog.com

 

【登録販売者試験の内容】

 登録販売者試験には、試験範囲と言うものがあり、ざっと以下の通りです↓

 

問題数:120問(2時間の試験)

【出題範囲と問題数】


◎第1章:医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問)
第1章は、第2章、第3章とセットで勉強してください!


◎第2章:人体の働きと医薬品(20問)

第1章は、第2章、第3章とセットで勉強してください!

 登録販売者試験対策の中で、一番楽しいはずです!


◎第3章:主な医薬品とその作用(40問)
第3章は、絶対に特になってください!


◎第4章:薬事に関する法規と制度(20問)
ここは、問題を解きながら慣れてください!慣れが必要なセクションです!


◎第5章:医薬品の適正使用と安全対策(20問)
実はとても大事で、実践的なエリアです!

 

登録販売者試験の出題範囲かここから出題されます↓

試験問題作成に関する手引き(平成30年3月) |厚生労働省

 

試験問題作成に関する手引き⇒https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/sikentebiki_4.pdf



【登販 Masterの合格へのアドバイス

 もしドラッグストアーなどにご勤務されていて、直ぐ近くに薬剤師さんがいるのであれば、分からん言葉は薬剤師さんに質問してみてください。きっとすぐに教えてくれますよ。

 

教科書に書いていることを読んでも分からない場合は、直ぐに質問してみてください。

 

私の経験ですと、薬剤師勤務をしていた時に、こんなことを質問されました。

 

ヒスタミン」って言葉は知っているのですが、どんなものなんですか?

 

質問をした女性の方は、ドラッグストアーで勤務されている副店長の方で、これから登録販売者試験を受けて合格を目指して勉強をスタートした方でした。

 

ヒスタミンとは、

「簡単に言いますと、アレルギー反応を起こさせる体の中にある化学物質なんです」

 

「体内でヒスタミンが大量発生すると、アレルギーが出てしますのです」

と簡単に説明しました!

 

 

↑とりあえずは、こんな簡単な説明で良いのですよ。

きっと周囲の薬剤師さんも簡単に教えてくれると思います(たぶんね・・)

 

 

しばらくして、彼女が勉強して細かいことが分かってきたら、下記のような説明をしました!

 

「花粉やハウスダストなどのアレルギー物質が体内に入り、体内の抗体と結合すると、細胞の中のある種の袋から”ディカルメデュエーター”と呼ばれるものが大量に放出されんですよ。そのディカルメデュエーターの一つが”ヒスタミン”と言うやつです。」

 

 

「このヒスタミンも、ヒスタミンと方が合う受容体に結合して初めて作用することができるので、ヒスタミン受容体にヒスタミンが結合すると、くしゃみや鼻水が出てて来るって仕組みです。

 

なんで鼻水やくしゃみが出るかは、専門的な領域なので、とりあえず結果だけおぼえておいてくださいな!」

 

これが分かると、第1章と第2章、第3章を一気に学ぶことが出来、大変効率が良いです!

 

ってなやり取りを半年続けたら、彼女は登録販売者試験に合格していました!!

 

登販Masterの講座は、最初のステップは、ものすごく簡単に説明します!

基本をインプットしたら、次はいよいよ核心に迫る解説をしますが、暗記ではつまりませんよね!!

 

きっちりと頭に理解で残る解説をしております(^^)/!

 

 

 

【7割合格を目指す?満点目指す?】

東大式の登録販売者試験対策の考え方は、

 

満点を目指す勉強をすると、ちょっと調子が悪くても8割得点できます。登録販売者試験合格という結果は、後から勝手についてきますよ!

 

 という考え方です!

 

 

登販 Masterの登録販売者試験対策講座では、登録販売者試験で求められている本質に焦点を当てて講座を進めております。

 

ただの暗記による講座ではございませんので、登録販売者試験に合格された後も、ドラッグストアーなどの現場での活躍が期待できます!

 

 

 これからのご自分のキャリアーや明るい将来を目指して、登録販売者試験合格を目指していきましょう。

 

このブログでは、登録販売者試験対策 Masterによる試験対策講座の情報も合わせてお知らせさせていきます。

 

みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

登録販売者試験対策に関するご質問や

お問い合わせはこちらからどうぞ⇒ご質問・お問い合わせ

 

 

<参考>

登録販売者試験のねらい⇒https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/hanbaiyoukou.pdf

 

 

お薬の知識情報はこちら↓

pharmacistmaster.hatenablog.com

 

漢方薬の知識情報はこちら⇒漢方講座(一般向け)