登録販売者試験対策ブログ

登録販売者試験対策ブログで、東大式-登録販売者試験対策を記事にしております。一発合格を目指して勉強されている方、独学で試験対策されている方も参考にしてください。

登録販売者試験対策ブログ 胃薬についての2021年度新傾向の出題

こんにちは。登販(登録販売者試験) Master です。

 

登録販売者試験の試験対策ブログをスタート致しました。

 

登録販売者試験を目指される方に読んで頂きたく思います。

 

このブログは、薬剤師目線で、「どのように試験対策することで、登録販売者試験を一発合格出来るか」のヒントを記事にしていきます。

 

 【ガスター10の作用機序をご存知でしょうか?】

登録販売者試験対策ブログ 胃の薬

登録販売者試験対策ブログ 胃薬

 

写真のお薬は、有名な第一三共胃薬薬です。胃もたれなどの際には、私も時々服用しています。

 

登録販売者試験対策としては、胃薬については、以下、大きく3種類押さえておきたいですね。

 

 

  1. 制酸薬(胃酸の出すぎを抑えるタイプ)
  2. 健胃薬(弱った胃を保護するタイプ:漢方もあり)
  3. 消火胃薬(胃の消火の働きを助けるタイプ)

 

 

この3つをただ暗記しようとしないでくださいね。

 

そんな知識は、実践ではまるで役に立たないですから。試験の為だけに暗記するのも、実はあまりよくありません。効率が悪いのです。

覚えるのに時間がかかり、そして忘れやすいからです。

 

物事は、日常生活とリンクして覚えてください。

 

皆さんが、胃の調子が悪いな~。って思う時は、上記の3つのどれかですよ。

 

まあ、吐き気を催すなどそのほかの例もありますけれどね・・・(抗がん剤の副作用など)

 

上記の3点のお薬を使うべき

”胃の状態”を頭に入れてから、お薬の作用の仕方を覚えてしまいましょう!! 

 

お薬の作用を勉強する際は、臓器の交感神経と副交感神経の作用を確認しながら、薬の作用点もメカニズムで勉強すると、忘れない知識となりますよ!!

 

そして今回のブログの趣旨ですが、2021年には新しいタイプの出題も予想されます。

胃酸の出すぎを抑えるタイプのお薬ですが、OTC市販薬でガスター10!ってありますよね?

 

登録販売者試験対策ブログ 第1類医薬品について

登録販売者試験対策ブログ ガスター10

ガスター10は、今は第1類医薬品ですので、登録販売者の方が販売できないのですが、そのうちルールが改訂されて、登録販売者の方でも販売できるようになると思います。

 

薬局でお薬を買いに来るお客さんからガスター10についての質問もあると思いますよ。

 

「薬剤師しか販売できないので、薬剤師に変わります」では、かっこ悪いでしょ・・・

 

そんなかっこ悪い状態で、登録販売者をなのっているのもかっこ悪いです・・・

 

これからの登録販売者になる方々は、ガスター10がどのように作用して、どのように服用されるべきなのかを知っておくべきですよね。 

 

ガスター10は、胃壁に存在するプロトンポンプという胃酸を放出している細胞に直接働きかけ、その機能を停止させます!!

 

それゆえ、ガスター10を服用すると胃酸放出がしばらくの間、停止するのですよね!!

 

お薬のほとんどが、血流にのって体の各細胞に届けられて作用するのですが、

 

ガスター10については、血流は関係なく作用します!!

 

そのため、食前服用、食感、食後服用など関係なく服用できるのですよね!

 

こんなところが、

2021年以降の登録販売者試験に出題されそうですね!!

 

 

登販Masterの登録販売者試験対策では、このように第1類についても取り扱います。

第1類の事を理解できれば、第2類以降のお薬については、結構簡単に理解することが出来ますよ!

 

今学んでいる物事の先のことを学ぶと、今学んでいることが簡単に感じるものなんです。ちょっとした負荷をかけてトレーニングすると、本番が楽なんです!

 

これが”東大式登録販売者試験対策”の一部となります!

 

アレロック錠は自律神経とは別のアプローチで作用するお薬なのですよね。

 前回の記事でアレロック錠の作用の周辺にふれています↓

tourokuhanbaimaster.hatenablog.com

 

交感神経と副交感神経ではない作用ももちろんありますので、そのあたりはまた今度の記事で触れていきたいと思います。

 

また、OTCの現場情報(実際の使用され方など、試験対策を含めて)も記事にしていきます(^^)/

 

前回の記事はこちら↓

tourokuhanbaimaster.hatenablog.com

 

【登録販売者試験の内容】

 登録販売者試験には、試験範囲と言うものがあり、ざっと以下の通りです↓

 

問題数:120問(2時間の試験)

【出題範囲と問題数】


◎第1章:医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問)
第1章は、第2章、第3章とセットで勉強してください!


◎第2章:人体の働きと医薬品(20問)

第1章は、第2章、第3章とセットで勉強してください!

 登録販売者試験対策の中で、一番楽しいはずです!


◎第3章:主な医薬品とその作用(40問)
第3章は、絶対に特になってください!


◎第4章:薬事に関する法規と制度(20問)
ここは、問題を解きながら慣れてください!慣れが必要なセクションです!


◎第5章:医薬品の適正使用と安全対策(20問)
実はとても大事で、実践的なエリアです!

 

登録販売者試験の出題範囲かここから出題されます↓

試験問題作成に関する手引き(平成30年3月) |厚生労働省

 

試験問題作成に関する手引き⇒https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/sikentebiki_4.pdf



【登販 Masterの合格へのアドバイス

 もしドラッグストアーなどにご勤務されていて、直ぐ近くに薬剤師さんがいるのであれば、分からん言葉は薬剤師さんに質問してみてください。きっとすぐに教えてくれますよ。

 

教科書に書いていることを読んでも分からない場合は、直ぐに質問してみてください。

 

私の経験ですと、薬剤師勤務をしていた時に、こんなことを質問されました。

 

ヒスタミン」って言葉は知っているのですが、どんなものなんですか?

 

質問をした女性の方は、ドラッグストアーで勤務されている副店長の方で、これから登録販売者試験を受けて合格を目指して勉強をスタートした方でした。

 

ヒスタミンとは、

「簡単に言いますと、アレルギー反応を起こさせる体の中にある化学物質なんです」

 

「体内でヒスタミンが大量発生すると、アレルギーが出てしますのです」

と簡単に説明しました!

 

 

↑とりあえずは、こんな簡単な説明で良いのですよ。

きっと周囲の薬剤師さんも簡単に教えてくれると思います(たぶんね・・)

 

 

しばらくして、彼女が勉強して細かいことが分かってきたら、下記のような説明をしました!

 

「花粉やハウスダストなどのアレルギー物質が体内に入り、体内の抗体と結合すると、細胞の中のある種の袋から”ディカルメデュエーター”と呼ばれるものが大量に放出されんですよ。そのディカルメデュエーターの一つが”ヒスタミン”と言うやつです。」

 

 

「このヒスタミンも、ヒスタミンと方が合う受容体に結合して初めて作用することができるので、ヒスタミン受容体にヒスタミンが結合すると、くしゃみや鼻水が出てて来るって仕組みです。

 

なんで鼻水やくしゃみが出るかは、専門的な領域なので、とりあえず結果だけおぼえておいてくださいな!」

 

これが分かると、第1章と第2章、第3章を一気に学ぶことが出来、大変効率が良いです!

 

ってなやり取りを半年続けたら、彼女は登録販売者試験に合格していました!!

 

登販Masterの講座は、最初のステップは、ものすごく簡単に説明します!

基本をインプットしたら、次はいよいよ核心に迫る解説をしますが、暗記ではつまりませんよね!!

 

きっちりと頭に理解で残る解説をしております(^^)/!

 

 

 

【7割合格を目指す?満点目指す?】

東大式の登録販売者試験対策の考え方は、

 

満点を目指す勉強をすると、ちょっと調子が悪くても8割得点できます。登録販売者試験合格という結果は、後から勝手についてきますよ!

 

 という考え方です!

 

 

登販 Masterの登録販売者試験対策講座では、登録販売者試験で求められている本質に焦点を当てて講座を進めております。

 

ただの暗記による講座ではございませんので、登録販売者試験に合格された後も、ドラッグストアーなどの現場での活躍が期待できます!

 

 

 これからのご自分のキャリアーや明るい将来を目指して、登録販売者試験合格を目指していきましょう。

 

このブログでは、登録販売者試験対策 Masterによる試験対策講座の情報も合わせてお知らせさせていきます。

 

みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

登録販売者試験対策に関するご質問や

お問い合わせはこちらからどうぞ⇒ご質問・お問い合わせ

 

 

<参考>

登録販売者試験のねらい⇒https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/hanbaiyoukou.pdf

 

 

お薬の知識情報はこちら↓

pharmacistmaster.hatenablog.com

 

漢方薬の知識情報はこちら⇒漢方講座(一般向け)